侍ジャパンの4番打者として活躍が期待される村上宗隆選手です。
しかし、WBC『東京プール 1次ラウンド』では4戦合計14打数2安打、打率.143と苦しんでいる状況です。
2022年シーズンに56本塁打を放つなどヤクルトスワローズのセ・リーグの立役者でもありますが、WBCでの不調や打てないのはなぜか気になる方も多いのではないでしょうか。
今回、なぜ村上宗隆選手が不調なのか調べてみました。
不調の原因はストライクゾーン⁉

村上宗隆選手は12打数7三振のうち見逃し三振が4つです。
SNSでもストライクゾーンに苦しんでいるとのコメントが多く見られています。
実際にNPBと国際大会では審判のストライクゾーンも微妙に違う為、判定とのギャップに苦しんでいるのではないでしょうか。

ストライクゾーンがMLBとNPBとストライクゾーンが上記の図のように若干の差がある事が一目瞭然です。
村上選手も広めにボールを見極めたり試行錯誤していることを取材でコメントをされています。
国際試合のストライクゾーンの対応に苦しみ「ストライクといわれたらストライク。広めに待ったり、試行錯誤していきたい」と語った。
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村上選手の見逃し三振が多いことからストライクゾーンに苦しんでいるということではないでしょうか。
4番の重圧のプレッシャー⁉

メジャーで大活躍する大谷選手や山川選手や吉田正尚選手を差し置いて日本の4番打者の重圧ではないかとも言われています。
村上選手の場合、前を打つ3番の大谷選手が強烈な打球を飛ばしています。目の前で大谷選手のすごさを目の当たりにしていることも、力みにつながっているのでしょう。
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しかし、侍ジャパンの栗山監督や首脳陣、メンバーや関係者は侍ジャパンの4番打者は「村上宗隆」選手しかいないと信頼していることは間違いないでしょう。
実際に村上選手がヒットを放った際のベンチの様子や雰囲気がもの凄く良いこと分かります。
また、侍ジャパンで欠場した鈴木誠也選手から激励もあります。
肩の力を抜いて楽しみながらプレーをしなさいということではないでしょうか。
鈴木誠也選手も村上選手を認めているからこそ、このようなやり取りが出来るということではないでしょうか。
もともとスロースターター⁉

村上選手はもともとスロースターターで打席を重ねながら固め打ちをする傾向があると言われいます。
2022年3月4月の村上選手の成績です。
3月成績
6試合 18打数 4安打 打率.222 本塁打0 打点4 7三振
4月成績
21試合 73打数 23安打 打率.315 本塁打6 打点18 21三振
開幕した3月の6試合では本塁打は0ですし打率も2割台と低調です。
調子が戻ったのは6月で5打席連続本塁打を放った7月8月の成績はゾーンに入っていたのではないでしょうか。
6月成績
23試合 83打数 34安打 打率.410 本塁打14 打点35 23三振
7月成績
20試合 66打数 21安打 打率.318 本塁打8 打点17 11三振
8月成績
23試合 75打数 33安打 打率.440 本塁打12 打点25 18三振
村上選手が1次ラウンドで14打数2安打 打率.143 2打点の成績については不調というよりむしろ通常であり今後調子が上がってくる可能性が高いと思われます。
3月15日の東京ドームでの打撃練習では24スイング中、5本の柵越えをしています。そのうち2本は大型ビジョンを直撃する特大の打球を放っています。
スイングであったりタイミングや間の取り方については決して調子が悪いわけではないことが分かります。
準決勝で決勝打‼
3月21日準決勝のメキシコ戦で試合を決める決勝打を放ちます‼
最後の最期で栗山監督の期待に応えます‼
栗山監督は本調子でなくても辛抱強く起用し続けます。
「本人の中ではまだ、最後打ちましたけど、チームに迷惑かけている感じしかないんじゃないかな」
「あんなバッターではない。世界がビックリするようなバッター。それを僕はこのWBCで証明したいと思ってやってきたので。その彼を信じる気持ちは揺るぎないものがある」
栗山監督は準決勝のメキシコ戦インタビューでコメントをされています。
決勝戦のアメリカ戦でも期待したいですね。
まとめ
不調の原因はストライクゾーンやスロースターターである可能性が高いと思います。
4試合を終えてストライクゾーンに慣れてしまえば本来の村上選手の勝負強い打撃が見られることは間違いないでしょう。
準々決勝でのイタリア戦から復活の期待が期待できるかもしれません。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。