小川哲(直木賞)wiki経歴まとめ|理系から作家を目指した理由やきっかけは?

小川哲

1月19日に第168回直木賞に小川哲(おがわ さとし)さんの『地図と拳』が選ばれました。

小川哲さんの経歴を調べてみると大学3年の時に理系から文転し2015年からから作家として活動をしています。

今回は小川哲さんの経歴やプロフィールをwiki風に調べてみてました。

また、理系から作家を目指した理由やきっかけについて調べてみました。

目次

小川哲さんのwiki経歴~高校や大学は?

小川哲さんの高校時代はラガーマン‼

出典先=(3ページ目)<対談>彩瀬まる×小川哲「多彩な子に囲まれて育った十代の記憶」 電子版30号 | インタビュー・対談 – 本の話 (bunshun.jp)
名前小川 哲(おがわ さとし)
生年月日1986年12月25日 36歳 ※2023年1月19日時点
出身千葉県千葉市
職業小説家
学歴千葉大学教育学部付属小学校  千葉大学教育学部付属中学校
渋谷教育学園幕張高等学校から東京理科大学一類を経て東京大学教養学部卒業
東京大学大学院総合文化研究科博士課程中退
活動歴2015年
ジャンルSF小説
代表作『ゲームの王国』
『嘘と正典』
『地図と拳』
デビュー作『ユートロニカのこちら側』
受賞歴早川SFコンテスト大賞(2015年)
日本SF大賞(2017年)
山本周五郎賞(2017年)
銀河賞銀賞(2020年)
星雲賞 日本短編部門(2022年)
山田風太郎賞(2022年)
直木賞(2023年)

小川哲さんは、ご両親が本が好きで、お母さんが本好きにしたい気持ちがあり、いろんな手を打っていたそうです。

また、『21世紀こども百科』という子ども用の百科事典がにハマり全ページを暗記するくらい何度も繰り返して読んだそうです。

ご両親からは、「勉強しなさい」とか「本を読みなさい」と言うことはなかったようですが、塾のテストで上位ランクインすると好きなゲームを1本買ってもらえるルールがあったようです。

小学校4年生頃に国語の成績が悪いのをみて、お母さんが小説を読ませるようにと「アガサ・クリスティーの児童用のシリーズ」を1冊読んだら500円もらえる制度も出来たとのことです。

小川哲さんはスポーツマンでもあります。

小学校の頃から大学まではサッカーをしていましたが、高校の時はラグビー部に所属します

子どもの頃からサッカーを続けていましたが、高校だけラグビー部に所属した理由として、高校のサッカー部は強豪校で、元日本代表の闘莉王さんの出身校でもあります。

スポーツ推薦で進学する方も多く、サッカーが上手な人の中で試合に出れるか分からないと言う理由でラグビー部に所属します。

マンガ好きの一面も‼好きな漫画は?

小川哲さんはスポーツ漫画が好きで、あだち充さんの作品が好きだったとのことです。

当時『サンデー』で連載されていた、野球漫画の『H2』やアニメで『タッチ』も放送されていてハマったとのことです。

また、『アカギ』・『SLAM DUNK』・『HUNTER×HUNTER』も好きだったようです。

うすた京介さんの漫画も読んでいたとのことですので、『すごいよ!マサルさん』なども読まれていたのではないでしょうか。

福本伸行さんの『アカギ』とか、『SLAM DUNK』も好きだったし『HUNTER×HUNTER』はいまだにめちゃくちゃ好きですし。うすた京介さんの漫画もよく読んでいました。そのあたりの漫画は家にあったので何往復もしました。

作家の読書道 第244回:小川哲さん – 作家の読書道 (webdoku.jp)

理系から作家を目指した理由は?

小川哲さんは、大学院在学中に数学者・論理学者のアラン・チューリングの業績に対する人文系について研究をしていました。

チューリングって、初期は数学者として計算可能性の議論をしてて、中期は暗号解読をして、晩年はコンピューターの話、人工知能の話をし始めて、最終的には形態形成という生物学の研究者になるんです。僕はなぜ彼の研究内容がどんどん変わっていったのか、ということを研究していました。

第244回:小川哲さんその5「SFの論理と理性への信頼感」 – 作家の読書道 | WEB本の雑誌 (webdoku.jp)

小川哲さんは、人から命令されない職業に就きたい思いがあり「大学教授」を目指していましたが、大学教授になっても好きな研究が出来るわけではないことを知ります。

また、誰かと一緒に働くのも嫌で一人で出来る仕事を考えた時に、小説家・漫画家・ミュージシャンの3つを考えます。

漫画家とミュージシャンはスキルが無いとのことで、小説だったら日本語が分かれば誰でもチャレンジできると思い長編を書きます。

小川:会議だらけだし、夏休みはどんどん短くなっているし、好きなように研究していけるわけじゃない部分もあると分かりました。じゃあ他に何かできるかとなった時に、小説を書こうかな、と。僕は誰かと一緒に働くのも嫌で、一人で出来ることというと漫画家やミュージシャンとかもあるけれどスキルがない。小説だったら日本語が分かれば一応誰でもチャレンジできるんで、それで一念発起して、長篇を書いて第3回ハヤカワSFコンテストに送りました。

第244回:小川哲さんその5「SFの論理と理性への信頼感」 – 作家の読書道 | WEB本の雑誌 (webdoku.jp)

小川哲さんは東京大学大学院総合文化研究科博士課程2年時、2015年に投稿作「ユートロニカのこちら側」で第3回ハヤカワSFコンテストで大賞を受賞し作家デビューをします。

直木賞受賞 地図と拳の感想は?

出典先=Twitter

地図と拳の作品は、日露戦争から太平洋戦争までの日本の灰色の時代を紡ぐ歴史大河小説です。

満洲の架空都市〈仙桃城(シエンタオチョン)〉にひき寄せられた人々の姿が群像劇として描き出されていく内容になっています。

地図と拳の作品を読まれた方の声を集めてみました。

出典先=Twitter

壮大な大河ドラマを見ているかとの感想です。

もしかすると今後、映画化やドラマ化されるかもしれませんね。

https://twitter.com/otofu_books/status/1603677983033929729
出典先=Twitter

「言葉にならないほど読んでよかった」この一言に凄い作品であると言うことが伝わります。

気になる作品であることは間違いないでしょう。

まとめ

今回は、直木賞を受賞した小川哲さんの経歴や小説家を目指した理由について調べてみました。

小川哲さんの今後の作品に期待したいですね。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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