日本時間の2023年3月31日にメジャーリーグWBCで侍ジャパンの優勝に貢献し大会MVPを獲得した大谷翔平投手が2年連続の開幕投手として3番・投手兼DHとして二刀流として先発出場しました。
投手成績は6回93球を投げ無失点、被安打2の10奪三振として開幕投手としての役割を果たします。
しかし、8回裏にリリーフ陣が連打を浴びて2対1と逆転負けとなり大谷選手が活躍しながらエンゼルスが敗れる結果となりました。
今回は、大谷選手が活躍するもエンゼルスが負けると「なおエ」とネットで話題となったので「なおエ」について意味や由来や最初に使用されたのはいつなのか調べてみました。
「なおエ」の意味は?
「なおエ」とは、大谷翔平選手が試合で活躍するも「なおエンゼルスは敗れました」の略です。
大谷翔平選手が所属するロサンゼルス・エンゼルスでの試合の様子を報道する際に、大谷選手が活躍するも試合に敗れることが多く報道されることから、ネットやSNSを中心に「なおエ」と略され使用されいます。
2022年シーズンのエンゼルスの成績は73勝89敗でア・リーグ西地区3位
投手成績 28試合先発登板 15勝9敗 奪三振219 防御率2.33
打者成績 157試合 160安打 34本塁打 95打点 打率.273
2022年の成績を振り返ると投打に活躍された大谷翔平選手が活躍するも敗れた試合が89敗もあるため「なおエ」が使用されたのが多いことが分かりますね。
「なおエ」の由来は「なおマ」
この「なおエ」の元ネタの由来は、シアトル・マリナーズで活躍されたイチロー選手と言われいます。
2001年にマリナーズへ入団したイチロー選手は、2004年にMLBシーズン史上最多の262安打やメジャー10年連続シーズン200安打を記録するなど、マリナーズの顔として歴史的な活躍を続けますが、イチロー選手が所属したマリナーズはチームが長い間低迷期にありました。
当時のスポーツニュースでは、イチロー選手が試合で活躍しマルチ安打を放つも、マリナーズが敗戦したことをさりげなく伝える際に「なお、マリナーズは敗れた」(なおマ)というワードが生まれたと言われています。
イチローは活躍するが、チームは負ける」という展開が多かった。そのため、日本のメディアはイチローの活躍を報道するとともに「なお、マリナーズは試合に敗れました」(略して「なおマ」)と報道していたことがはじまりである
なおエ – Wikipedia
イチロー選手が活躍するもマリナーズが負けたことを報道することが多い事で「なおマ」が生まれたことが分かりました。
最初に「なおエ」が使用されたのはいつ?
一番最初に「なおエ」が使用されたのがいつなのか調べてみました。
Twitterで最初「なおエ」について調べてみると2021年5月7日に「なおエ」が定着しそうとありました。
2021年5月7日にエンゼルス対レイズ戦に大谷翔平選手は「2番DH」でスタメン出場し日本人メジャー最速10号本塁打を放つなど4打数2安打1打点と活躍されますが、3対8で惜しくも敗れます。
この頃から「なおエ」が生まれた可能性が高いと考えられます。
「なおエ」の象徴する試合は2021年6月22日にロイヤルズ戦と言われています。
大谷翔平選手は6回に14号3ラン・9回に15号3ランに2本の犠飛で4打数3安打8打点と大活躍するも延長11回に11対12で惜しくも敗れます。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は今季を振り返り。残念なシーズンを特徴づける試合として、大谷翔平投手が8打点を記録しながら敗れた試合をあげている。
大谷翔平が2発8打点でも敗れた悪夢 米メディアが選んだ今季ワーストの”なおエ” | Full-Count
2021年5月7日の活躍から「なおエ」が生まれたようです。
「なおエ」が歴史を作った⁉

2023年3月31日の開幕戦で先発登板し6回を無失点で抑え10奪三振と活躍するもエンゼルスは敗れていまします。
MLB公式のサラ・ラングス記者は「1901年以降で開幕戦で10奪三振以上をマークし、無失点だった投手は、大谷選手は26番目ではありますがチームが敗れたのは、史上初」と自身のツイッターに投稿し、話題となっています。
つまり歴史あるメジャーの記録に大谷選手は偉大な記録を作ったことになりますし歴史的な「なおエ」であるということではないでしょうか。
まとめ
今回は、「なおエ」の意味や由来や使用されるようになったのはいつなのか調べてみました。
2023年シーズンも開幕したばかりなので、今シーズンも大谷選手の活躍に注目したいですね。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。