2023年2月10日に次期、日銀総裁に元日銀審議委員で経済学者の植田和男さんが選ばれたことが分かりました。
新日銀総裁になる植田和男さんはいったいどのような人物なのでしょうか?
今回は、植田和男さんの経歴やプロフィールについて調べてみました。
〇この記事でわかること
・植田和男さんの経歴
・学歴がエリート過ぎた‼
・日銀新総裁に選ばれた理由は?
・タカ派?orハト派?
植田和男さん(次期・日銀総裁)の経歴プロフィール

上田和男さんのプロフィール
・名前:上田 和男(うえだ かずお)
・生年月日:1951年9月20日
・年齢:71歳※2022年2月10日時点
・出身:静岡県牧之原市相良区
・職業:経済学者
・研究分野:マクロ経済学・金融論
東京大学で教鞭を執り、政策当局の所属経験も多く数多くの役職も経験している実績があります。
日銀新総裁に選ばれた理由は学歴や経歴にあった⁉
植田和男さんの学歴についてまとめました。
〇植田和男さんの学歴まとめ
・1970年東京教育大学附属駒場高等学校(現:筑波大学付属駒場高等学校)卒業
・1974年東京大学理学部数学科卒業、東京大学経済学部へ学士入学
・1975年 東京大学大学院経済学研究科進学
・1976年マサチューセッツ工科大学大学院進学
・1980年マサチューセッツ工科大学博士課程修了(Ph.D.)
※Ph.D.とは、Doctor of Philosophyの略称で、日本でいう博士号に相当します。
〇教職経歴まとめ
・1980年カナダブリティッシュコロンビア大学経済学部助教授
・1982年大阪大学経済学部助教授
・1989年東京大学経済学部助教授
・1993年東京大学経済学部教授
・2005年 – 2007年9月 東京大学大学院経済学研究科長
・2017年東京大学名誉教授
・2017年共立女子大学教授
・2020年共立女子大学ビジネス学部ビジネス学科教授
〇役職まとめ
・1985年-1987年大蔵省財政金融研究所主任研究官
・1998年-2005年日本銀行政策委員会審議委員
・2008年日本政策投資銀行社外取締役
・2011年4月-2012年6月日本経済学会会長
・2023年4月-日本銀行総裁(予定)
植田和男さんが選ばれた理由は海外での留学経験がありマサチューセッツ工科大学博士課程修了やカナダブリティッシュコロンビア大学経済学部助教授をされた経験があり海外の中央銀行幹部と強い繋がりあるというところが強みともいわれています。
金融政策の分野では国際的に知られていて、海外の中央銀行幹部とパイプがあるということです。
日銀次期総裁“サプライズ” 植田和男氏の起用方針を固める (ntv.co.jp)
また、植田和男さんが選ばれた理由は日本銀行との関係が極めて強いことも選ばれた理由のひとつとも言われています。
学者が総裁に選ばれるのは初めてのことだと思われるが、植田氏は日本銀行との関係が極めて強いことから、実質的には日本銀行から選ばれたようなものだろう。そして、日本銀行がそれを強く推したことが推察される。
日銀新総裁に植田和男氏起用との報道(NRI研究員の時事解説) – Yahoo!ニュース
植田和男さんは自身のの強みについて『学者の経験を活かし論理的に判断できる』ことや『説明を分かりやすくする』とコメントをされています。
学者でずっとやってきましたので、いろいろな判断は論理的にするということと、あと説明はわかりやすくするということが重要かと思います。
【ノーカット速報】日銀総裁起用固まった植田和男氏インタビュー「説明分かりやすくする必要」(TBS NEWS DIG Powered by JNN) – Yahoo!ニュース
学者が日銀新総裁に選ばれるのも初めてとのことで注目があるまるところではないでしょうか。
植田和男さんはタカ派?ハト派?
SNSで植田和男さんは「タカ派」や「ハト派」というコメントが見られています。
タカ派とハト派について調べてみました。
〇タカ派は景気安定よりも物価上昇の抑制を優先する考え
〇ハト派は物価上昇を警戒しつつ、景気に十分配慮する考え
「タカ派」「ハト派」は、もともと政治の世界で使われていた言葉です。敵対勢力に対して、タカ派は「強硬、武力行使容認」といった姿勢をとる政治家や政治団体、ハト派は「穏健、平和主義」といった姿勢をとる政治家や政治団体を指します。この言葉は金融政策に対する姿勢も表します。景気安定よりも物価上昇の抑制を優先するのがタカ派、物価上昇を警戒しつつ、景気に十分配慮するのがハト派です。つまり、タカ派は金融引き締め(利上げ)政策寄り、ハト派は金融緩和(利下げ)政策寄りとなります。
やわらか投資用語8:「タカ派」と「ハト派」 / 大和アセットマネジメント株式会社 (daiwa-am.co.jp)
SNSでのコメントでタカ派とハト派のコメントでどちらが多いか調べてみました。
植田和男さんはタカ派というコメントがハト派に比べて多く見られているようです。
個人的な考えですが、経歴がエリート過ぎる経済学者というイメージがありますのでハト派と思いました。
目まぐるしく変わっている世界情勢の為、4月に経済の状況によって新総裁になった際には適切な対応をとられるのではないでしょうか。
植田和男さんの妻・植田敬子さんとの出会いは何処?
植田和男さんの奥様についても調べてみました。

上田敬子さんのプロフィール
・名前:上田 敬子(うえだ 敬子)
・生年月日:1951年
・年齢:71歳~72歳
・出身:兵庫県
・職業:日本女子大学家政学部教授
学歴についても調べてみました。
〇植田敬子さんの学歴・学位まとめ
・学歴
・京都大学(経済学部)
・マサチューセッツ工科大学大学院(経済学研究科 労働経済学と応用ミクロ経済学)
・学位
・経済学修士(大阪大学)
・経済学博士(Ph.D)(マサチューセッツ工科大学)
植田和男さんと植田敬子さんの出会いについて調べてみましたが詳細は分かりませんでした。
お二人の共通点と言えば、1971年と同じ年に生まれていることやマサチューセッツ工科大学大学院を卒業されています。
奥様の敬子さんとはもの凄い劇的な恋愛をされたそうです。
続けて「酒も好きだし、女の方も非常に好きです」と暴露すると東野が「みんな好きや(笑い)」とツッコんでいた。それでも高橋氏は止まらず「奥さんが大学の先生なんだけどものすごい劇的な恋愛でした」と明かした。
高橋洋一氏が次期日銀総裁・植田和男氏を解説「奥さんと劇的な恋愛」「景気はよくならない」(東スポWEB) – Yahoo!ニュース
しかし、留学していた時期は違うのでお仕事を通してや共通の知人を通して出会った可能性が高いのではないでしょうか。
まとめ
今回は次期・日銀新総裁の植田和男さんの経歴について調べてみました。
植田和男さんは海外留学験もあり海外とも強い繋がりがあることが分かりました。
今後の動向に注目したいですね。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。