WBC今永昇太は北筑高校で覚醒‼投げる哲学者は高校が進学校で培われた⁉

侍ジャパンの栗山監督は、3月22日にWBC決勝のアメリカ戦での先発投手に今永昇太投手が登板することを明言しています。

今永昇太投手と言えば『投げる哲学者』の異名があります。

今永昇太投手は永大丸中学から野球を始め高校時代で覚醒し中日ドラゴンズにスカウトされた逸話があります。

今回は今永昇太投手の高校時代について調べてみました。

目次

今永昇太投手が進学した北筑高校はどんな学校?

出典先=Twitter

今永昇太投手は福岡県立北筑高等学校に進学します。

今永昇太投手が北筑高校を選んだ理由は自転車で往復15分で行ける近いという理由でスポーツ推薦で進学します。

また野球は無名校ですが、強豪校を倒せば学校の名前を知られると思い高校でも野球を続けます。

北筑高校の偏差値ついて調べてみました
普通科 60
英語科 57

※出典先=北筑高校(福岡県)の偏差値 2023年度最新版 | みんなの高校情報 (minkou.jp)

また北筑高校は進学校であり練習は放課後16時もしくは16時30分から開始されますが、最終下校が19時30分決まっていました。

そのため、練習時間は3時間出来ればよい方で1時間弱で練習が終わることもあったようで練習時間が制限されていました。

週3回の朝のテストもあり合格点を取らなければならない為、赤点を執れば練習に参加出来ないルールがあったり、毎週金曜日には週末課題があったりと勉強と野球の両立が大変だったようです。

北筑高校で覚醒して中日ドラゴンズから下位指名‼

出典先=Twitter

今永昇太投手は永大丸西小学校でソフトボールクラブに所属し永大丸中学校で軟式野球を始めます。

永大丸中学校ではエースではなく控えの投手でした。

そんな今永昇太投手に転機が訪れます。北筑高校に入学し始めての練習で今永昇太投手のキャッチボールをみて当時の監督は素質の高さを感じ『球質』が良かったことに目を引きます

しかし、入学して初めてキャッチボールをさせた時、田中監督は素質の高さを感じたという。
「まだ筋力はなかったのですが、変なクセがなく、とてもフォームがきれいでした。バランス良く投げるピッチャーだなと思いましたね。コントロールも良くて、大きく修正するようなところはありませんでした」

DeNA・今永昇太 無類の負けず嫌いでプロでもエースを目指す | 野球コラム – 週刊ベースボールONLINE (findfriends.jp)

球質が良く回転数が落ちず打者の手元で伸びるボールでも1年時には球速は110㎞/h台後半でも三振が取れていました。

また、冬場のトレーニングの成果もあり2年生秋には125㎞/h、3年生の春には132㎞/hまで球速が上がり夏の大会前には142㎞/hまで上がります。

高校入学 110km/h→高校3年生夏 142㎞/h 2年間で球速が30㎞/h以上アップしたことになります。

先発登板しても9回までスピードは落ちず140㎞/h台をのストレートを投げていたとのことです。

高校で覚醒したことで高校校卒前に中日ドラゴンズから「下位指名で指名をさせてほしい」と声がかかりますが、今永昇太投手は駒沢大学へ進学をしてしまします。

私はその投球を見て、指名を即決しました。無理も無駄もない投げ方、制球力、指先にかかったストレートのキレ。しかし、決め手はそこではありません。マウンドはぬかるみ、雨は上がるどころか降りっぱなし。最悪のコンディションにもかかわらず、今永は顔色ひとつ変えることなく淡々と投げきったのです。

無名の高校時代に指名意志伝えるも…DeNA今永の“中日入り”なぜ幻と消えたのか 雨の熊本で輝いていた才能(中日スポーツ) – Yahoo!ニュース

当時の中日ドラゴンズのスカウトは今永昇太投手の投球フォームや制球力にストレートのキレだけでなく雨の中でも顔色を変えることなく淡々となげる姿勢に光るもの感じたとのことです。

今永昇太投手が中日ドラゴンズに入団していれば、どうなっていたか気になるところではないでしょうか。

グローブに込めた好きな言葉とは?

引用先=DeNA・今永昇太 ミズノのグラブ 「逆境こそ覚醒のとき」マウンドでともに戦う相棒 | 野球コラム – 週刊ベースボールONLINE (findfriends.jp)

今永昇太投手のグローブ中に「逆境こそ覚醒のとき」と一文を入れています。

この言葉は北筑高校の野球部の恩師の井上勝也監督(当時)の言葉だそうで、今永昇太投手が大切にしている言葉でもあります。

この言葉の意味は

「ピンチで自分を楽にしてくれる言葉ですね。これを乗り切れば、自分が成長できる。逆境はチャンスでもある、という意味です。(グラブの内側にあるので)マウンドで文字を確認することはできませんが、心の片隅にはいつもあります」

とコメントをされています。

高校の恩師の言葉を大切にしている今永昇太投手ですが、高校時代の恩師と出会い努力してきたからこそ現在の活躍があることは間違いないでしょう。

『投げる哲学者』は高校時代に培われていた⁉

出典先=Twitter

今永昇太投手の高校時代は、週3回の朝テストや課題が多かったり遅くまで練習が出来ないなど限られた中での練習を行っていた為、効率のよい練習を行っていたからこそ成長したのではないでしょうか。

また、野球部で「野球ノート」を毎日提出することが義務付けられていて今永昇太投手のノート内容には、現在出来ていないから今はこのような練習を行っているなどと自分を客観視した内容を記載していたとのことです。

毎日提出することが義務づけられていた野球ノートにも見て取れた。当時野球部長だった田中修治さんは振り返る。
「1年生の頃は『忘れました』とかなんとか言ってなかなか出さないんですよ。試合に出るようになってから出すようになりました。他の生徒は自分の練習したこと、感じたこと、質問事項を書いてきて、それに自分が答えるみたいな感じでした。でも今永は違うんです。質問とかじゃなくて『こういうことができないからこういうことをした』とか『今こういうことに取り組んでいる』という風に書かれていたんです。今の自分に何が足りないか、何をしないといけないかがしっかり分かっていたと思います」

今永昇太の高校恩師が明かす、お調子者の左腕が“投げる哲学者”になるまで「1年時はノートを忘れていた」「一度だけ、私がサインを出すと…」 – 侍ジャパン | プロ野球 – Number Web – ナンバー (bunshun.jp)

独特の理論で考え効率の良い練習をすることにより「投げる哲学者」思考力培われていったのではないでしょうか。

出典先=Twitter

3月22日のWBC決勝戦でもありのままの投球をして侍ジャパンにいい流れを呼び込んでほしいですね。

まとめ

今回は今永昇太投手の高校時代について調べてみました。

無名であり進学校で勉強に励み限られた中で練習し侍ジャパンのメンバーに選ばれWBC決勝のアメリカ戦で先発登板する今永投手です。

進学校でプロや日本代表を目指す高校球児の希望の星ではないでしょうか。

決勝戦での今永昇太投手のピッチングに期待したいですね。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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